中央図書館が長期間の休館へ
浦安市はかつて、図書館の貸出率が日本一になったことのある『本の街』という一面があります。今でも、日本各地から関係者が視察に訪れる浦安中央図書館が、この度、大規模改修工事に伴う長期の休館というニュースがありました。
ここでは、実際に浦安中央図書館の方に伺った内容を載せていきます。休館中はどうなるかを一緒に見ていきましょう。(忙しい中、返答していただきありがとうございました。)
休館期間を確認してください
浦安中央図書館は、2018年(平成30年)12月28日(金曜日)から、2020年(平成32年)3月末(予定)までの、1年3ヶ月間の休館予定となっています。1年以上の休館は、利用者側にとって驚いた方、どうしようと困る方いるのではないでしょうか。
建て直しでなく改修工事になる
浦安中央図書館を訪れたことのある人はわかると思いますが、少し古くなった本棚や、歩くたびに軋む床など老朽化は顕著で、前々から建て直す話は出ていました。
しかし、実際は建て直しでなく改修工事になるとのことです。中央図書館の蔵書量はかなり多いようで、建て直しになると工事期間も長くなってしまうため改修工事になったとのことです。
中央図書館の蔵書はどうなる?
中央図書館の蔵書は、基本的には、出し入れができない倉庫に預ける予定です。ただし、利用が多い図書については、 一部を市内各分館に置き、利用ができるようにする予定です。
学習室や調査・閲覧席はどうなる?
学習できるスペースについては、休館中に新たに設ける予定はありません。 各公民館にある学習スペースをご利用いただきたいと思います。
また、18歳以下の方であれば、 青少年館の学習室がありますので、そちらもご利用いただきたいと思います。
インターネットで検索は可能?
インターネットでの検索は、中央図書館の休館中も可能です。分館は開館していますので、 検索、予約も通常どおり可能です。
ただし、中央図書館の蔵書については、検索ができないものも ありますので、分館でリクエストをしていただければ、千葉県内の図書館からお借りして提供することもできます。
まだ未定の部分も多い
上記のことを詳しく丁寧に教えていただいたのですが、実際には決まっていない点が多く未定になっている所も多いとのことでした。上記のことも、変更になってしまう可能性があるので、中央図書館側に問い合わせてみることをお勧めします。
関連リンク
⇒浦安中央図書館
中央図書館の長期休館は悲しい
浦安中央図書館は、小さい頃から通った思い出があります。受付を終えて黄色い大きな袋にたくさんの本を入れて帰っていたのを思い出します。受験の際は、学習室を利用し、大学に行ってからは社会人席を利用していました。今では時間がなく地域の分館で予約した本を受け取ることが多くなりましたが、それでも中央図書館は1ヶ月に2回ぐらいは利用しています。
別に閉館でないのに、こんなに悲しくなるのは何故なんでしょうか?悲しいを通り越し不安さえ感じています。1年以上の休館はとても困ったことですが、新しくなる中央図書館を楽しみに待ちましょう。