浦安市こども図書館とは?
もうすでにご存知の方、聞いたことのある方が多いと思いますが、浦安市日の出に『浦安市こども図書館』が建設予定です。(日の出公民館とケーズデンキの間の予定)
浦安市こども図書館とはどんな施設?いつオープンする?図書館の街としての顔を持つ、浦安市待望のこども図書館を詳しく見ていきましょう。
浦安市こども図書館を詳しく
施設名 | (仮称)浦安市こども図書館 |
---|---|
住所 | 日の出公民館(日の出4-1-1及び7)の敷地内 ※地図はこの下に記載 |
用途 | ・こども図書館 ・図書館日の出分館 ・地域包括支援センター |
敷地面積 | 6960㎡ ※日の出公民館の敷地に新たに1000㎡取得 |
延べ面積 | 2430㎡(子ども図書館2000㎡、図書館日の出分館300㎡、地域包括支援センター130㎡) |
駐車場 | 駐車場・駐輪場設置 |
こども図書館蔵書 | 蔵書数は開架約5万冊、閉架を含めた全体の蔵書冊数約15万冊(団体貸し出し用資料含む)。 |
こども図書館設備 | ・未就学児ゾーン(0~6歳前後) ・小学生ゾーン(7~12歳) ・YA(ヤングアダルト)ゾーン(13歳~) ・カウンター ・おはなしのへや ・グループ学習のためのスペース ・閉架書庫 ・イベントスペース(視聴覚室) ・くつろぎスペース ・乳児室・子ども用トイレ ・飲食スペース ・学校や各館等への配送サービスのための作業スペース |
建築主 | 浦安市 |
完成予定 | 未定 ※着工は2021年から |
※上記は予定です。浦安市が発表したものを要約して掲載しています。
浦安市こども図書館の地図
日の出公民館(日の出4-1-1及び7)の敷地内
こども図書館が目指すもの
①子供と子供の読書に関わるすべての人のためのこども図書館
子どもの読書活動を推進するためには、子どもはもちろん、子どもを取り巻く大人が読書に興味を持ち、読書と関わりを持つことが大切です。子ども図書館は、障がいの有無や言語に関わらず、すべての子どもと保護者、子どもの読書活動に関わるすべての大人に開かれた図書館を目指します。
また、子どもと保護者が公園のように気軽に気兼ねなく利用できる読書環境を整備し、浦安の図書館で育った子どもたちが親となり、子どもを連れて戻ってくるような、世代を超えて利用される図書館を目指します。
②成長に合わせて利用できるこども図書館
乳幼児からヤングアダルト世代まで、切れ目のない児童サービスを展開し、子どもの成長に合わせて継続して利用できる子ども図書館を目指します。 読書習慣の形成には、乳幼児期の子どもへの読み聞かせなど、家庭での取り組みが重要 です。これまで実施してきた児童サービスを基本に、読み聞かせなどの家庭での読書活動を支援します。
また、子どもが本に興味を持ち、主体的に利用できるよう工夫するとともに、ヤングアダルト世代が大人の読書にスムーズに移行できるよう努めます。
③子供の読書活動を推進する拠点となるこども図書館
中央図書館や各分館とネットワークを構築し、市立図書館の児童サービスの拠点となる子ども図書館を目指します。
また、学校図書館や関係部署、子どもの読書活動を推進する団体などと連携・協働し、地域が一体となって子どもの読書活動を推進するための中心的役割を担う子ども図書館を目指します。
④子供の読書活動を支える人材を育てるこども図書館
これまでの市立図書館の質の高い児童サービスを継続し、さらに発展させていくことができるよう、児童サービスの担い手となる人材を育てる子ども図書館を目指します。
また、家庭や学校、幼稚園、認定こども園、保育園といった、子どもの生活の場での子どもの読書活動を支える人材を育てる子ども図書館を目指します。
※(仮称)浦安市子ども図書館基本構想より抜粋しています。詳しくはこちらから(PDF)
図書館の街、若い街だからこその施設
浦安市は図書館の街として全国的に有名です。貸出率は常にトップの位置し、読書が好きな人が住む街でもあります。インターネットの発達、スマートフォンの普及により読書の機会が奪われ、読む力が養われる子供にターゲットを置いた『こども図書館』は意義ある施設だと思います。
浦安市こども図書館の建設予定地は、日の出公民館の隣で向かい側には商業施設ニューコースト新浦安があり、人が集まる好立地です。欲を言えば、元町や舞浜周辺などからも足を伸ばしやすい浦安市の中心に建ててほしかったですが…
オープンは未定ですが、建設は2021年から始まる予定です。新浦安は子供が多い街ですのでオープン後は賑わいそうですが、今後のIT、AIなどの発達による本のあり方、図書館のあり方など懸念材料も正直あるでしょう。それでもこのような施設のオープンは楽しみです。