ブラタモリに浦安が登場
当ホームページも協力させていただきました
もう説明はいらないと言っても過言ではないほどの人気番組に浦安市が取り上げられました。あのタモリさんが、よく知っている浦安市の名所や歴史的箇所などを巡っているのは不思議なものを感じました。
実は、ブラタモリの放送にあたり、撮影前から連絡をいただき微力ながら協力をさせていただいておりました。話をいただいた頃はまさか浦安市が取り上げられると思っていなかったので、ビックリしたとともに興奮したのを覚えています。
地方都市からいきなり浦安
なぜ、浦安が選ばれたのか?
ブラタモリが訪れてきた地域で浦安は最も歴史が浅い地域でしょう。メジャーな歴史的名所や文化がほとんどない浦安になぜという疑問が残ります。
もちろんディズニーがあるからという人が多いと思いますが、その他に凝縮された歴史と地域にキーワードがあると思うのです。浦安の歴史は埋め立ての歴史という方、漁師町としての歴史という方、災害の歴史という方様々だと思います。
また、懐かしい町並みや美しい街並みが現在進行形で見れるという地域であること、小さな街にディズニーの他に一大流通基地があるということなど注目される所が多いです。
ブラタモリ浦安回のデータ
放送局 | NHK |
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番組名 | ブラタモリ 第58回 浦安 『なぜ浦安は夢と魔法の町になったのか』 |
放送日時 | 2017年1月7日(土曜日) 19時30分 |
撮影日時 | 2016年10月19日(水曜日) |
出演 | タモリ 近江友里恵(NHKアナウンサー) 尾上一明(浦安郷土博物館主任学芸員) |
浦安でのロケ地 | 東京ディズニーランド 江川の船溜まり 境川西水門と旧江戸川 フラワー通り 旧大塚家住宅 浦安魚市場 さつまやと堀千代 段差道路 浦安富士 吉野家 旧江戸川 エアレジデンス新浦安 |
エンドロールにホームページが載りました
浦安でのロケ地を詳しく
東京ディズニーランド
オープニングは舞浜駅前、東京ディズニーランドに向かうプロムナード上で撮影されました。
タモリさんは開業したころ親戚の子を連れてきたといいます。なんと33年ぶりのディズニー! タモカメから渡された「なぜ浦安は夢と魔法の町になったのか?」という巻物を手にディズニーに入りました。
貸切状態で入園したタモリさん達を待っていたのは、そうミッキーマウスです。タモリさん達は握手や記念撮影を楽しみ、ディズニーから外の景色が見えないとう紹介がありました。
江川の船溜まり
さっそうとディズニーを後にしたタモリさんが訪れた場所は堀江の住宅城(住宅地)にやってきました。微妙に曲がった道は古い道という名推理をしながら向かった不思議な地形の場所。
堀留?水路?と鋭い指摘をするタモリさん。この場所はかつて、浦安の中央に流れる境川に面していた場所で、小さな港のような場所『江川の船溜まり』と言われていました。
境川西水門と旧江戸川
浦安が夢と魔法の漁師町と言われた痕跡を探しに境川沿いの上流にやってきたタモリさん達。 途中、ボラの話を力説していたタモリさんがたどり着いたのは境川西水門です。
対岸に東京都があるこの場所はかつて、新川、小名木川を経て日本橋(旧河岸)につながる水路があったのです。 冷蔵施設がなかった頃、この水路は重宝され、まさに魔法のルートだったといいます。
フラワー通り
続いてやってきたのはフラワー通り商店街。 今は住宅街の普通の道路になっていますが、かつては『一番通り』と呼ばれ浦安で一番賑わっていた場所でした。
ちなみに、日本テレビ系列天才たけしの元気が出るテレビでは、元気が出る商店街として一躍有名になった場所でもあります。
今も薪で火を炊く銭湯や、タモリさんの絵が書いてあったお蕎麦屋さんをぶらりと歩きます。
旧大塚家住宅
境川に面した場所にある旧大塚家住宅の内部に入るタモリさん達。本物そっくりの蝋人形にびっくりするタモリさん。
明治時代多く採れたという貝の貝殻を砂利代わりにしていることが紹介されました。 貝が湧くほど採れた浦安を探ってみると。
浦安魚市場
貝が湧くほど採れた浦安を探るタモリさん一行。 やってきたのは東西線浦安駅からほど近くにある浦安魚市場です。
『さつまや焼蛤』と『堀千代』
新鮮な海産物が並ぶ魚市場内を歩くタモリさん達が、美味しそうな匂いで足を止めたのが『さつまや』さんです。 浦安名物、焼蛤と焼あさりを食べることができるお店です。浦安に住む人には、焼蛤をタモリさんが初めて食べたというのはちょっと驚きでした。
その後『堀千代』さんでは貝むき体験をしていました。浦安の貝は日本一と言われ、主にバカガイ(青柳)で有名でした。
段差道路
浦安魚市場を後にしたタモリさん達がやってきたのは段差道路です。実はこの段差道路は埋め立てられる前の浦安の海岸線の痕跡が残る場所でした。
埋め立てで4倍になった浦安はマイホームブームの最中、宅地が急激に進んだといいます。
浦安富士
浦安のほぼ真ん中に位置する浦安中央公園にやってきたタモリさん達。すぐに高低差に気づきます。
その高低差は浦安に長く住んでいる人なら誰でもわかる『浦安富士』のことでした。
浦安の人たちは高低差に憧れたという思いと、東京の地価高騰で土地を持てない30代40代の夢のマイホームのシンボルとして築かれた浦安富士を見てタモリさんは思いを馳せるのでした。
船宿 吉野屋
旧江戸川を下り、ディズニーランドの魔法の立地を探ろうとやってきたのは吉野家さんです。
創業120年を迎える吉野家さんは、山本周五郎著『青べか物語』の舞台となった船宿としても知られています。
旧江戸川
旧江戸川を下ると東京ディズニーランド周辺にたどり着きます。東京ディズニーランド手前に見明川と分岐する場所があり、この辺を大三角州と呼ばれる干潟がある場所でした。
浦安の浅瀬が、東京ディズニランドから外からの景色が見えない立地条件が合致した奇跡の街と紹介されていました。
エアレジデンス新浦安
最後に訪れたのは、新浦安駅に隣接する高層マンション『エアレジデンス新浦安』です。浦安のまっ平らな土地を一望できる場所で一般の入場はできません。
しかし、浦安市役所新庁舎の最上階にある食堂でも同じような風景を見ることができます。
浦安ロケ地マップで紹介しているロケ地は、実際に作品を見て厳選な調査の元で作成していますが、実際に異なる点がある可能性があります。ご了承ください。
浦安サンポは今年で15年目を迎えた、浦安の地元密着型情報サイトです。浦安市公式のホームページではありません。
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浦安について、『これが知りたかったんだ』と言っていただけるような存在になれれば幸いです。