浦安の秋の夜祭 正福寺の御会式
正福寺で行われる御会式をご存知でしょうか?おかいしき?と読んだ方ちょっと違います。御会式は「おえしき」と読みます。ここでは冬の到来を予感させる秋の夜祭で、全国的にも知られている御会式を詳しく紹介していきます。
正福寺の御会式2019の詳しい日程
日にち | 2019年11月12日(火曜日) |
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時間 | 午後2時~午後9時まで (万灯練供養は午後6時から) |
場所 | 正福寺(浦安市堀江2-6-35) |
屋台などの出店 | 午後2時ごろから |
内容 | 午後2時 境内特別企画 午後2時30分 法話 午後4時 お会式法要 午後5時 漁港ライヴ 午後6時~午後9時 万灯練供養 午後9時終了 |
万灯練供養の道順(予定) | 正福寺 ⇒ 境橋 ⇒ 庚申通り ⇒ 庚申塔前(休憩) ⇒ 新橋 ⇒ フラワー通り商店街 ⇒ 正福寺 |
※ 駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
※ 夜のお祭りのため気温の低下が心配されます。暖かい格好でお出かけしたほうが良いでしょう。
※ 正福寺が発表した内容を基に日程を作成しています。
正福寺の地図
秋の夜祭 御会式
秋の夜祭、御会式とは?
御会式(おえしき)とは日蓮聖人のご命日である10月13日を中心に行われる法要のことで、御命講、御影講ともいわれています。特に日蓮聖人御入滅の霊跡である池上本門寺の御会式が知られており、10月11日から13日までの3日間盛大に行われています。
お寺から纏を先頭に万灯行列が出発し参詣のために練り歩くのが御会式の一般的な流れです。
万灯行列とは?
御会式の万灯は他の行事などとは違い独特なものになっています。中心に五重塔や人形、行灯形の物、複数の提灯を付けたものがありその周りを桜の花に模した飾りが付けられます。
この桜は、日蓮聖人ご入滅の時、秋だというのに桜が咲き誇ったことに由来していると言われています。万灯に限らず仏壇等にも飾られ、古くから御会式には付き物となっています。
浦安の正福寺での御会式
浦安の正福寺では昭和初期まで池上本門寺と同じように3日間にわたって御会式が営まれていました。堀江と猫実の万灯講によって万灯練供養が2日間行われていましたが、その内に11月12日の1日だけ法要のみになってしまいました。
平成6年、正福寺の有志ら数人が池上本門寺をお参りした際、盛大なお会式に感激「浦安でも昔から行われていた万灯行列を復活させよう」と意気込みました。
正福寺と縁のある川崎の了源寺・了信会に太鼓やまといを習いに行き準備を固め、平成9年に万灯練供養が復活しました。
盛大になっていくお会式
2015年は万灯行列に8団体が参加しました。正福寺の万灯を先頭に行列は出発、途中庚申様前で千葉県各地の万灯と合流、壮観な万灯行列を見ることができました。
正福寺では趣向に凝った模様し物で参加しやすいのが特徴で、過去には境内でロックバンド漁港のライブなどが行われたり、スティールパンライブが行われたりしています。
また、境内では数店ですが屋台も出店され夜祭を楽しむことができます。
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