浦安市議会議員選挙に行こう!
前回の浦安市議会議員選挙の投票率は38.89%でした。124,220人の有権者に対し48,309人の人が投票しました。実に75,911人もの人が棄権したことになります。
実際、私の周りにも選挙に行かない人が多いです。やはり「投票しても何も変わらない」「政策など候補者がわからない」「面倒くさい」など理由があがります。まあ面倒くさいは論外として、ここでは、市議選は他の選挙と違い生活に身近ということを見ていきましょう。
特に若い世代の方々、あなたの1票の重みを知ってください。
前回は7票の差だった当落
選挙に行かない理由の中で多く見られる、投票しなくても何も変わらないという意見があります。確かに、組織票が目立ち投票しなくても同じでしょ?という決まりきった選挙はいくつもありました。
しかし、市議選は票数が割れやすいので最後の最後までわからない選挙と言えます。実際、2015年の浦安市議会議員選挙の当選と落選を分けたのは、たった7票という差でした。
投票率38.89%でしたので、もっと総投票数が多かったら違った浦安市になっていたかもしれません。そう考えると、あなたの1票という重さが実感できると思います。
市議会議員は雲の上の人?
「今の日本に意見があるから安倍首相に直接会ってこよう」そう思っても、現実的にはとても難しいかもしれません。令和おじさんこと、菅さんだって、他の大臣の皆さんも同じようにハードルが高いでしょう。
では、「千葉県に意見があるから森田知事に会いに行こう」と考えても、安倍首相よりは会えるかもしれませんが、やはり難しいですよね。県議会議員の方々もきっと忙しいので断られてしまうでしょう。
それでは、浦安市長や市議会議員の方々はどうでしょう?安倍首相よりか、森田知事よりか、遥かに会える確率は上がるのではないでしょうか?直接会いに行って話すことだって可能ではないでしょうか?それぐらい市議会議員の方々は生活に密着していると言えます。
議員に意見を発信しよう
わかりやすい例え話を一つだします。あなたは横断歩道を渡っていたとします。ふと目を下に向けると、ほとんど白線が消えている状態です。晴れの日ならばいいけど雨など視界が悪い時はほぼ見えなくなるぐらい消えています。危ないなと思い市役所に電話しました。しかし、一向に白線は敷かれません。
こんな時こそ、市議会議員に連絡しましょう。(市民の意見を聞くというマニュフェストを挙げている人は特に)白線は道路の部分によって違い、市町村や警察、公安などろいろ絡んでおり素人には難しいです。ぜひ連絡してみましょう。それでも白線が敷かれなかったら、その議員の力量がわかってしまいますよね。
公園の遊具の修理から、信号の設置、ポストの新設や、新しい道路の反対など様々な意見をどんどん市議会議員に届けましょう。その結果が次の選挙のものさしになると思います。(悲しい現実ですが市民100人より、もしかしたら議員1人の方が力があるかもしれません。)
もちろん、現実的に難しい事柄や、はいはいと意見ばかり聞いていたら市政は進みません。しかし、政治に興味を持ってもらうため例を挙げて記載しています。
21人の市議会議員
浦安市の市議会議員は地方自治法第91条第1項の規定により、条例で21人と決められています。17万人の人口に対し21人が多いのか少ないのかは判断を任せますが、この選挙のあとも、この21人の市議会議員に興味を持つべきです。
例えば、話をできるぐらいの仲になるのが望ましいですが、1人でもいいのでファンになることをお勧めします。選挙の後援会に入れとまでは言いませんが、きっと違う目線で市政が見えてくると思います。
最後に、当選3回目以上の方は、次からは違う選挙に出馬してもっと偉くなって、違う立場から浦安市を良くしてもらう事を願っております。(市政の新陳代謝にも繋がります)もちろん、市民に寄り添いたいという方は、どんな市民の意見を受け止められる議員になってもらうことを、切実に願っております。
関連項目
浦安市議会議員選挙を様々な角度から分析したページや、知っておきたいポイントなど他のページでもまとめています。