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浦安魚市場の閉場とその後について

浦安魚市場が2019年3月31日(日曜日)に閉場することが決まりました。以前から話題になっていた閉鎖話がとうとう現実なものになってしまいました。

ここでは、現状からなぜ閉場・閉鎖になったのか?跡地を取得した野村不動産による店舗付き(スーパーマーケット)共同住宅を詳しく見ていきましょう。

---現地レポート---

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浦安魚市場の閉場について

浦安魚市場協同組合は10月17日に臨時議会を開き、翌年(2019年)3月31日に解散を決定しました。これに伴い浦安魚市場の閉場・閉鎖することが公式に発表されました。

昭和初期から歴史は始まり、昭和28年に当代島に浦安魚市場として開業、その後現在の地に移し65年目にして幕を下ろすことになりました。

なぜ閉場になったのか?

浦安魚市場閉鎖

一番の理由は耐震基準にありました。昭和46年に建てられた建物は約50年近く経過し、耐震基準を満たしておらず、建て替えや補強などを迫られていました。

店舗の老朽化も著しく、各店舗経営の後継者不足などもあり、徐々に店舗数を減らしていた浦安魚市場はこれらを理由に閉場を決定しました。

市場内の各店舗の移転について

浦安魚市場は現在30店舗が営業しています。閉場に伴い、16店舗の移転が決まり、14店舗の閉店が決まっています。移転先の詳細や閉店する店舗は下記リンク先からご確認ください。なお、浦安魚市場の移転やリニューアルなどの話は出ていません。

浦安魚市場の北口にある、浦安魚市場北口商店会は閉場する3月31日以降、4月1日からも引き続き営業します。ご注意ください。

跡地は野村不動産が取得

浦安魚市場閉鎖

浦安駅から徒歩3分という好立地のため、跡地はすでに売却済みで、取得したのは建築通信新聞によると『野村不動産』のようです。

野村不動産といえばプラウドなど高級マンションのイメージですが、浦安魚市場跡地には店舗付き共同住宅が計画されており、スーパーマーケットの出店が予想されているといいます。

※あくまで予定ですので公式に決まっていません。

店舗付き共同住宅の詳細

(仮称)浦安市北栄一丁目計画と称された計画は2020年1月中旬着工、2022年3月末の完成予定となっています。浦安魚市場の敷地内に15階から9階の住宅棟が建ち、スーパーマーケットが出店する店舗等などに別れ計画されています。

詳しい情報は下記リンク先から御覧ください。

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