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追記(2018年9月27日)

7月12日の報道後、翌日にウォルマートは「西友売却の協議行わず」日本事業は継続と表明しました。しかし、その後も売却の方針と記述する報道も複数あります。

8月13日、西友についてドンキホーテホールディングス(HD)の大原孝治社長が「本当に売られるなら興味がある」と述べました。

9月27日アメリカの小売り大手・ウォルマートが、傘下のスーパー大手・西友を売却するとの一部報道について、ウォルマートの日本法人のトップは「売却はない」と否定的な考えを強調しました。

●⇒詳しくは報道記事をご覧ください

西友浦安店

西友浦安店西友浦安店はどうなる?



2018年7月12日の朝にニュースが入りました。世界的流通最大手ウォルマートが完全子会社である西友を売却する方針と発表したのです。スーパーマーケット(流通)業界は、ネット通販の躍進やコンビニ戦略の成果により業績不振が深刻で、このまま売却先が見つからないのではと懸念されています。

ここでは、西友はもちろん西友浦安店がどのようになるか見ていきましょう。

※このページの内容は個人的意見も含まれています。

西友浦安店

浦安のアイコンリニューアルしたばかりの西友浦安店は?

2017年9月20日にリニューアル

西友浦安店は2017年9月20日に大規模なリニューアルを行いました。食品売り場を階をまたいで拡大し、上階は外部テナントを入れるなど、すべての階で改装を行いました。

リニューアルの話が先か、売却話が先かはわかりませんが、ここまで大規模ならば、きっとリニューアルが先立ったんでしょうね。

浦安店は閉店なし?

やはり、一番気になるのが今後閉店してしまうのかです。夕方のレジ待から見ても、西友浦安店は抜群の集客力を誇り、このまま閉店させてしまうのはもったいないでしょう。駅から徒歩0分も大きな魅力です。

たとえ、バラで切り売りになったとしても、国内他社が引き取ると思います。※しかし、築40年の店舗は不利になるかもしれません。

西友浦安店

浦安のアイコン売却先はどこになる?

やはり本命はイオン

国内のスーパーマーケットやGMS(大規模小売店舗)が業績不振になると、ほぼ全部を受け入れてきたのが『イオン』です。駅前店舗が比較的多い西友は、イオンにとっても魅力的でしょうが、ダイエーの件で苦戦したのは明らかで、今回もすぐに名乗り出るとは思えません。

イオンに次いで業界2位のイトーヨーカドーは、現在自店の整理を行っていますので、スーパーマーケット業界にこれ以上投資は行わないでしょう。

ドンキホーテが急浮上

2018年8月13日に新たな報道で、ドンキホーテホールディングス(HD)の大原孝治社長は「本当に売られるなら興味がある」と述べました。西友の駅前立地が魅力のようで、ウォルマートがその気ならば、ユニーと業務提携を結んでいるドン・キホーテが売却先になる可能性が高いです。

元気なオーケーやベルクは?

業績不振の中、地道に数字を伸ばしている企業に『オーケー』と『ベルク』が挙がります。オーケーは西友と同じEDLP(毎日安値)のスーパーで浦安でも人気があります。ベルク(イオン系列)も近所では葛西や市川にあり集客が高いですが、西友を買い取り運営できるか未知数です。

楽天やアマゾンも可能性あり

視点を変えると、2018年1月に西友は楽天と新しいネットスーパー事業を開始すると発表していました。ウォルマートの売却話が先か後かわかりませんが、今回のことを想定しているのならば、楽天のリアル店舗出店という見方も現実離れはしていません。

ネット通販最王手のアマゾンも、世界的にリアル店舗の数を増やしていく方針だといいます。
(ただ、コンビニのような店が理想で、店舗が大きすぎるとの意見も)

自社で買い取り

西友は株式会社ではなく合同会社となっています。合同会社は売却がスムーズにできるという人もいれば、難しいという人もいます。もし、どこも売却先が見つからない場合は、もう一つ合同会社を立ち上げ、西友存続派が買い取りするというアクロバティックな方法もあるのではないでしょうか。(投資ファンドが運営する方法も)

経営の体力がどのぐらい残っているかわかりませんが、この方法が利用者はもちろん、働く側も一番の解決策かもしれません。

西友浦安店

浦安のアイコン西友浦安店この先どうなる?

低価格は諸刃の剣

何れにせよ、低価格のイメージが強い西友はウォルマートの後ろ盾があったからこそでしょう。大きな存在を失った西友は存続できてもイメージ転換を余儀なくされます。

西友浦安店も数年の内に親会社が変わる可能性があり、その場合、低価格からのイメージ転換は容易ではありません。オーケーなど低価格路線をメインにした企業でない限り「あそこは高くなった」と言われてしまうでしょう。

老朽化している店舗

リニューアルしましたが、西友浦安店は築約40年以上経過しています。1階は何度も改装され新しくなっていますが、上階はやはり新しいショッピングモールと比べると暗いし狭いというイメージがあります。

ウォルマートが売却すると想定していなかったのか、見越していたリニューアルなのか、売却された場合、そのまま売り場を継続するのか、立て直すのか、全ては憶測の中ですが今後の西友浦安店に注目しておきましょう。

頑張れ西友浦安店!

新浦安ダイエー、そしてイトーヨーカドーが姿を消しました。何年か前ならば考えられない事だったでしょう。幸いなことに、上記の2つは違う企業が入り存続できています。(イトーヨーカドーはいろいろありました)

西友浦安店はいつも賑わっていましたが、会社としては業績不振だったといいます。約40年浦安駅の顔として機能してきましたが、突然黄色信号が灯りました。

イトーヨーカドー撤退の時も書きましたが、いつもある存在が消えることはとても悲しいことです。どのような形になろうとも、西友浦安店の場所にスーパーマーケットが存続してほしいと願っております。

思い出の場所が、また一つ消えるのは本当寂しいことです。

西友浦安店

浦安のアイコン日本はこの先暗いのか?

ウォルマートの日本撤退の原因は『これ以上やっても儲からない』の一言に尽きるでしょう。アマゾンなどのネット通販の台頭はもちろん、アメリカと中国の貿易摩擦、オリンピック後の経済不安、人口減少する未来を見据えると早めに切る事が最善と見たのでしょう。外資のやり方といえばやり方です。

この先の日本は暗いのでしょうか?古いやり方はもう通用しない、早めに気づき柔軟な方向転換ができるかどうか、もう手遅れかもしれませんが、何か明るくなる材料を見つけることができることを願っております。

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