怪我しやすいところに注意
怪我は祭りの勲章?

神輿を担ぐ時に怪我しやすいところを挙げてみました。しかし、怪我を気にするとあまり祭りを楽しめなくなることも事実です。

例えば喉がかすれた声を聞くと祭りらしいし、肩のアザを見せ合って俺が一番とか競い合うのも祭りならではの風景です。限界を超えた無理をしないよう心がけて祭りを楽しんでください。

ページの下では怪我しやすい箇所を求めてみました。痛みを後日に残さぬよう心がけてみてください。



頭(熱中症 アルコール中毒など)

6月は中旬はちょうど梅雨入りの時期。その時の気候にもよりますが、一番気をつけたいのが熱中症です。神輿を担ぐ行為は普段しない動きをし限界まで体を動かすためハードなスポーツをするのと一緒です。 神酒所での休憩はもちろん、体調が悪くなったら無理せず途中でも神輿から抜けましょう。


喉 (かすれ 声が出づらいなど)

祭りの時ほど大声を出す機会は他にないでしょう。大いに盛り上がってくると限界を超えて大声を出してしまい喉が潰れてしまうことがあります。数日で治る事が多いですが、痛みなどを感じたら病院に行くことをお勧めします。



肩 (打ち身、捻挫、骨折など)

神輿を担いだ人の勲章のように肩がアザだらけになった人を見かけます。土曜日に肩を潰してしまい日曜日に担げなかった事がないよう肩のコンデションを見極めましょう。神輿を担ぐ際、半纏の下などにタオルなどでクッションを入れると症状が和らぎます。

また、背が高い人は特に肩を痛める傾向にあります。神輿の担ぎ棒が肩に食い込むからです。背の高い人はなるべく神輿の後ろの担ぎ棒を持ちましょう。比較的楽に担げます。


背中と腰 (痛み、ぎっくり腰など)

背中と特に腰の痛みを訴える人が多いです。神輿を担ぐときは片方に重心が行き、中腰のような無理な格好のままでいることが多いです。休憩時にストレッチをしたり、右肩で担いだら次は左肩で担ぐなどバランスよく担ぐことがポイントです。


太ももなど (つる、肉離れなど)

太ももやふくらはぎは神輿を担ぐ時に一番つる(痙攣)ところです。無理な動きが大きな原因ですが、水分不足も痙攣を起こす要因です。担ぐ前や休憩時は水分補給とストレッチを忘れずに。


足の裏 (足の裏の水ぶくれなど)

祭りの際に着用する足袋は普段履きなれないものです。神輿を担ぐときに前の人に足を踏まれたり、アスファルトとの摩擦であっという間に豆や水ぶくれが出来てしまいます。足の裏が痛くなってしまうと長く神輿を担げません。

そうならないためにも最近ではエアー足袋、祭り用足袋などクッションが付いた足袋があります。いつも足の痛みに泣かされる人は考えてもいいかもしれませんね。


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