初心者さん必見!初めての三社祭
浦安三社祭に参加してみよう

いつもは見ているだけだった人、威勢のいい掛け声の神輿が前を通った時、今度の祭は参加してみようかな?そう思った人いると思います。
浦安市に引っ越してきて初めて知った浦安三社祭、これは面白そうだと思った人いると思います。

前回の浦安三社祭の総代長は「誰でも、一人で参加しても歓迎する。皆で神輿を担ぎ上げたい」と呼びかけていました。
浦安三社祭は最低限のお祭りの格好をしていれば誰でも参加できます。寄付が必要なども不問です。

今回から担いでみようと思っているあなた。浦安三社祭はあなたを歓迎しますよ。


衣装を揃えよう

衣装を揃えると不思議とお祭りモードに切り替わります。それほど衣装は大事といえるでしょう。(逆を言えば衣装を揃えたのにお祭りに参加しないなんてもったいないと思えて来ます)

上記で書いた最低限の祭りの格好とは、足袋を履く事を指しますが、足袋を履いて上はTシャツでは、やはり担ぎ手としては浮いてしまうでしょう。

地元浦安で、お祭り用品を買える店もありますし、浅草などに行って買い揃えたり、ネットショッピングなどでも購入できます。初心者の方は下に紹介しているお祭りセットがお勧めですね。
●下記のお祭りセットは1万円以下で揃えることができます。初心者の方はぜひ!





体を鍛えよう

ちょっと大袈裟かもしれませんが、体を鍛えることは意外と大切です。神輿を担ぐという動作は思った以上、更にその上を行くぐらいハードです。

毎日走りこめ!ジムに通え!などそこまでは言いませんが、日頃体を動かす習慣のない人はウォーキングなど体を動かせておくことをお勧めします。

忙しいから、歳だからしょうがないとは言わず少しでも体を動かしてみてください。当日、必ず運動しておいて良かったと思うはずです。


神輿の担ぎ方を覚えよう

浦安三社祭は独特の担ぎ方と掛け声があります。地すりという担ぎ方や、『まえだーまえだー』という掛け声など、やり方を詳しく載せたページ『神輿の担ぎ方と地すり』をご覧ください。

独特の担ぎ方と聞くと難しそうだし堅苦しいし、やっぱりやめとておこう思われがちですが、他のお祭りと大きく違うのはその2点ぐらいです。あまり意識せず周囲に併せておけば大丈夫ですよ。



浦安三社祭に出かけよう

さあ、浦安三社祭当日を迎えました。朝からでもお昼からでも、それは自由ですが初心者には午前中の早い時間がお勧めです。朝一番は久しぶりの神輿で、皆が不慣れのため溶け込みやすいです。

神輿を担ぐ前は必ず準備運動をしておいてください。特にアキレス腱やふくらはぎのストレッチや、肩を回しておくなど入念に準備運動を行ってください。


神輿を担いでみよう

どうせ担ぐならメインの大神輿!と思いがちですが、初心者には少々ハードルが高いです。まずは大神輿の後ろに続く地域の神輿などから肩慣らしを初めてみてください。

この時、きっと神輿を担ぐのはこんなに大変なんだと実感すると思います。それと同時に神輿を担ぐこの一体感は他に代わるものがないぐらい体に伝わる何かを感じると思います。

肩慣らしが済んだら、一度は大神輿を担いでみて下さい。お祭りの虜になってしまう、何かを得ることができると思いますよ。


神輿の担ぎ手の中に入るには?

初めての人は、どうやって神輿の担ぎ手の中に入っていいかわからないと思います。
難しく考えてしまいがちですが、担ぎ手の薄い場所にはどんどん入って構いませんし、疲れていそうな人を見つけた時は「代わります」と一声掛けて交代してもいいでしょう。

それでも中々入りづらい人は、神酒所など休憩する時まで待って、担ぎ始めからスタンバイすることをお勧めします。


女性が神輿を担ぐには?

浦安三社祭の神輿は、宮神輿を含め女性も担ぐことができると思われます。(宵宮の時など担げない地域もあります)

とはいっても、宮入り前や、浦安駅周辺は人が多くもみくちゃにされる恐れがあるため、その時だけは担ぐのはおすすめはできません。

各地域、女神輿(婦人会による神輿)などもありますので、初めてで心配な人はこのような神輿を選びましょう。

(※宮神輿に関しては担げないと言われていますが、前回の様子を見る限り女性も担いでいました)


寄付をしてみよう

一番上で寄付の必要は不問と書きましたが、浦安三社祭はこの寄付で成り立っているお祭りです。地域の商店が少なくなってきた浦安で寄付の減少は祭り存続に関わってくるのが正直なところです。

寄付の金額は決まっていませんが1万円〜が相場のようです。地域の神社や神酒所に寄付を持って行くど木札に名前を書いてくれて貼り付けてくれます。金額が多い順ですが、あの木札に名前が載るのは気分がいいものです。次回からでもよいので、地元に貢献できる良い機会と捉え寄付してみるのもよいかもしれません。


総代、世話人や関係者の方々へ

祭りは日本古来から続く伝統文化です。様々な風習、しきたり、願いが形になったものです。その祭りは昨今、継承者不足が大きな問題になっています。ここ浦安の三社祭も年々、担ぎ手が減っているのではないか?と思うのです。一番賑わう時間帯は、もちろん多くの人で賑わいますが、朝早くなど担ぎ手が少なく祭が成り立つのかと勝手に思ってしまう場面を見かけました。

先頭に立って祭を盛り上げる神社の氏子の皆さんたちは、代々受け継がれていき、それが自然な成り行きと思っていますが、人口減少や高齢化のため先行きが不透明なのも感じます。

浦安三社祭は地域のお祭です。代々地元に住む人達だけでなく、地域に住む人が参加してこそ意義があると思っております。総代や世話人、その関係者の方々、どうか、初心者の方々を育てると思って温かい目で見守ってください。

そして、あまり祭に慣れていない方々、どうぞ浦安三社祭の和の中に飛び込んでみてください。地元の若衆の仲間になってみてください。見た目は怖そうな方々かもしれませんが、いえいえそんな事ありません。笑顔で温かく歓迎してくれますよ。

今後も、浦安三社祭が日本に誇れる祭りになること、地元皆に愛される祭になること、これからもずっとずっと続く浦安の伝統文化になることを願って止みません。




各神社の御渡(進行)日程
※下の画像をタップして詳細をご覧ください。

豊受神社(猫実)

清瀧神社(堀江)

稲荷神社(当代島)


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